3500人の子どもと大人の作品を展示「明日への手」美術展はじまりました。
芸術による教育の会では、毎年一回全生徒作品を発表する「明日への手」美術展を開催しております。
今年度は、6会場に分かれての展示となります。
初陣を切って、さいたま展が昨日よりさいたま文化センターにてはじまりました。
「よそ行きではない、素顔のままの展覧会」が「明日への手」美術展です。生徒たちそれぞれが、自分自身の「今」を描いています。
芸術による教育の会では、作品に優劣をつけるコンクールなどには一切参加しません。
子どもたちは競うために描いているのではありません。
「上手だね!」と言われることが目的ではないのです。
大人が、「上手だね!」と子どもの絵を評価するときは、表面的な描く力しか見ていない時が多いと思います。
「上手だね!」とほめられた子供は、次も上手に描こうとします。そのうち、上手に描けないかもしれないテーマに挑戦できなくなる子どもも少なくありません。
チャレンジに失敗はつきものです。
失敗しないチャレンジは対して大きなチャレンジではないと言っても過言ではありません。
だから、私たちは上手さよりもチャレンジした姿勢にこそ勇気づけをします。
最も大切なことは、上手に描けたかではなく・・その子どもが何を描きたかったのか、どこにこだわりを持ったのか、何を伝えたかったのかなど、作者が最も意図していることに気づいて共感することではないでしょうか。
私たちは、たとえ子どもがアニメのキャラクターを模写した作品を描いたとしても、その作品に込められたその子どもの意図を大切にします。
展示作品の中から一部ご紹介しましょう。
よるのふんすい(小1) |
ゆうやけ(小1) |
夜の船(小3) |
夜の大木(小3) |
ふわふわのとり(小4) |
コーヒー・マンション(小4) |
無題(小5) |
狼(中3) |
たたずむ(10年在籍者) |
舞踏会(大人) |
逢魔時(大人) |
視覚(大人) |
お近くの方は、ぜひぜひ子どもたちの素顔のままの作品を見にきてください。
会場では、生徒作品の展示だけでなく、以下の催しを行なっております。
・工作コーナー
・スタンプコーナー
・クイズ
・キャンプ展示(キャンプ委員)
・アートキッズイベント
・展覧会場毎 特色を生かしたイベント
・研究発表
詳細はこちらです。↓
http://www.geijyutuniyoru.com/asu59/index.html
代表の寺尾憲のあいさつ↓
http://www.geijyutuniyoru.com/asu59/daihyou.html
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PROFILE
-
沖縄生まれの大阪育ちの千葉県野田市在住
多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業
横浜美術大学絵画コース非常勤講師
大学四年生から芸術による教育の会で美術教室教師としてアルバイトを始め、大学卒業とともに同会に入社。
美術家として個展やグループ展など多数発表を続け、新制作協会に所属。
50歳を機に人生をリセット
・右利きを辞めて左利きとして生まれ変わる
・やりたくてやらなかったことを全てやる
52歳で新制作協会会員を退会
53歳でこれだけはやめられない一番好きなお酒をやめる
・芸術による教育を全国に広める伝道師として芸術による教育の会GMとなる
・「紙コップのインスタレーション」を各地で実施。
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