小学校中学校での生徒たちへのアンケートで「嫌われる先生ってどんな人?」という問いに、「えこひいきをする先生!!」がワースト1位だそうです。
「依怙贔屓とは、自分の気に入っている者や、関係のある者だけの肩を持つこと」(大辞林)とのことです。
そして、ほとんどの先生がえこひいきをしないように気をつけながら生徒たちとのコミュニケーションを心がけるとか。
特定の生徒だけ特別視しないということらしいのです。
学校の先生たちも大変ですね。
それって、生徒側から見たらどうなのでしょうか?
子どもたちの本音は「自分のことを特別にしてほしい」という願望を持っているのではないでしょうか。
保護者にとっても「自分の子どもを特によく見て欲しい」と願うのではないでしょうか。
芸術による教育の会の美術教室では、生徒や保護者様側の立場に立って、一人一人を特別に接したいと考えています。
特定の生徒だけを贔屓するから不公平なのであって、生徒全員を贔屓すれば、より良いコミュニケーションになり、もっと楽しい・感動と満足のレッスンを届けることができると考えています。
学校では先生が生徒の理解度に評価をつけますが、本会では生徒が先生の教え方や褒め方、コミュニケーションを評価します。
具体的には、以下のレッスン評価チェックリストを取り入れます。
「先生の今日の説明はわかりやすかったですか?」
「先生にちゃんと褒めてもらいましたか?褒め足りないと感じる人はいませんか?」
「たくさん言葉をかけてもらいましたか?」
「今日のレッスンは楽しく、たくさん学べましたか?」
などと生徒全員に問いかけます。
先生の主観でつけるのではない。
子どもたちが評価してチェックをする。
もし、「わたし構ってもらってない!」っていう生徒がいたら、
(ええ?!あんなにいっぱい話しかけたのに?)と思っても、
「ごめんね!今からたくさん話を聞きに行くね」と言って、コミュニケーションをとります。
生徒からの先生への評価は絶対評価でも他者と比較した相対評価でもなく、子どもたち一人一人のその日の体調や心の状態によって感じる満足度の違いによるものだと思います。
いつも同じように平等に与えるのではなく、生徒各々が「美術教室は楽しい!
「最高!」「やっぱり来てよかった」と満足に感じることに意味があります。
だから、レッスン終了のご挨拶の「ありがとうございました!さようなら」も、子どもたちに言わせる言葉ではなく、私たちこそが、「今日も大切な時間を美術教室のために使ってくれてありがとう」という感謝の気持ちで行います。
私たちは、保護者の皆様が本会の美術教室を他に代えがたいお子様にとって大切な時間だと感じていただけるように、
全力で皆様をえこひいきしますよ。
いつもありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。
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PROFILE
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沖縄生まれの大阪育ちの千葉県野田市在住
多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業
横浜美術大学絵画コース非常勤講師
大学四年生から芸術による教育の会で美術教室教師としてアルバイトを始め、大学卒業とともに同会に入社。
美術家として個展やグループ展など多数発表を続け、新制作協会に所属。
50歳を機に人生をリセット
・右利きを辞めて左利きとして生まれ変わる
・やりたくてやらなかったことを全てやる
52歳で新制作協会会員を退会
53歳でこれだけはやめられない一番好きなお酒をやめる
・芸術による教育を全国に広める伝道師として芸術による教育の会GMとなる
・「紙コップのインスタレーション」を各地で実施。
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