芸術による教育の会では
美術教室で子どもたちの安全のために
非常事態が起きた場合に備え、
応急救護の講習の実施や、地震など災害への対策をおこなっております。
美術教室では、うわばきの持参を徹底しています。
地震が発生した場合、逃げる際に施設の窓ガラスなどの破片で怪我をしないようにするためです。
もし裸足や脱げやすいスリッパですと、怪我や脱げやすさに躊躇して素早く避難できない恐れがあるためです。
成長期で、すぐに足の大きさが変わってしまうお子さんの上履きを
頻繁に、保護者の方へ購入をお願いするのはとても心苦しいですが・・・。
安全には代えられません。
いつ、何時災害は発生するかわかりません。
美術教室では、子どもたちの安全を守り
無事、親御さんの元にお返しするまでが大切と考えています。
いざという時、まずは知識を知っておく、ということが大事です。
そのため先日、本会の先生たちが会議をする場で
東京消防庁の消防士さんに来て頂き
AEDを使用した応急救護の講習を受けました。
目の前の教室の生徒さんが突然意識を失ってしまったとき、
現場の先生がどのように対応するとよいかを教えて頂きました。
芸術による教育の会では、主に幼児・児童対象ですが
大人から乳幼児まで、年齢別の対象法を学びました。
【応急救護処置】
●心臓マッサージ
・押すペースは1分間に120回。(アンパンマンマーチのスピードがおすすめ)
・成人は5cm体が沈むくらい押す
・幼児、乳児は、体の厚さの1/3くらい沈むように心臓マッサージ
・乳児は、人差し指と中指で心臓マッサージする
・幼児は、片手で押す
●AED
使用するときに取り除くもの、「かきくけこ」というそうです。
か →乾燥 濡れている場合は拭く
き →金属 外す。火傷の恐れがあるため
く →薬 貼るタイプの薬は剥がす
け →毛 シール部を使ってバリッと剥がして抜いてよい
こ →コブ(ペースメーカー)は避ける(左右で逆の場所に貼る。心臓を挟めばよい)
リンク:東京消防庁<安全・安心情報><救急アドバイス><救命講習のご案内>
リンク:東京消防庁<安全・安心情報><救急アドバイス><倒れている人をみたら>
様々なポイントを丁寧に説明してくださいました。
昔、教習所で同様の講習を受けた記憶がありますが
改めて受けてみて知識を得ることで自信にもなりますし
とても有意義な機会となりました。
ぜひみなさまのお家でも、
いざという時の対策を話し合われてみてくださいね。
リンク:首相官邸HP 災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~
先の災害で被害にあわれた方へ、社員一同、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧と、日常生活に戻れるよう、お祈り致しております。
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