アートと料理って似てますね。子どもを料理好きに育てる。

こんにちは。つぶつぶ先生です。

ある日のレッスンお迎え時間に生徒・お母さん・私・男の先生でワイワイ話していたところそこにいないパパの話になりました。

ママ「もうねーパパいないほうが楽ですよ!世話が増える」ちょっとした愚痴タイム。

私「そうなの?えーなんで?」

お子さん3人いて共働きされています。あっけらかんとお話しされる明るいお母さんです。話すとストレス発散になるのかな。ご家族のワイワイ楽しい様子をいつも伺っています。

ママ「うちは家族全員好き勝手だから一人でも減るほうが楽!」

私「あはは笑 たしかに好き勝手は想像できる!でも、料理とかしてくれたら楽じゃない?」

ママ「パパは料理しないです〜」

私「やらないのですね。美術の先生は結構料理しますよ。男の先生もみんな」

男の先生「うんやるやる。料理すると気分転換になるから、休みの日朝から鍋作ってお酒飲みながら新しい工作考えたりすることもあるよ笑」

私「私も好き。片付けもハマると楽しいな。お皿洗いはストレス発散になります。」

ママ「子どもたちに少しやらせてみようかな。」

男の先生「子どもたちを料理好きに育てちゃおう!美術好きなら料理好きだと思いますよ。」

こんな会話がありました。

料理とアートを比べてみるとよく似ているかもしれません。

1、まず何を作るか考える(作品のテーマを決める)

2、どんな材料道具が必要か考える(絵なら紙に描くのかどんな種類の紙か、水彩かアクリルか、筆は何にするかetc)

3、作る(制作を始める)

4、完成、盛り付け(絵の完成)

5、片付ける(道具の片付け)

包丁を持って材料を切るお手伝いができるのは早くても小学校の2年生くらいでしょうか。幼児期は手を添えてお手伝いさせる感じかな?火の扱いができるようになるのは小学5年生くらいからかな?子どもに料理をさせるには絵や工作を教えるのと同じで、体も理解力などの発達段階がとても大切なのがわかります。

作る楽しみだけでなく、準備も片付けも必要です。料理は味という結果が必要です。素材の状態によって切り方も変わるし、塩加減を整えたり、焼き加減を見たり、教科書通りにいかないことも多々あります。コツを知る、加減をする、自分にぴったりな味付けを探るなど、アートと共通することがいっぱいあると思いました。

アートで料理好き男子を育てよう!その日はお母さんとこんな結論になりました(笑)
男女関係なく、日常のことがちゃんとできる子に育って欲しいと願っています。




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PROFILE

つぶつぶ先生
つぶつぶ先生
橋本円(はしもとつぶら)つぶつぶ先生です。
静岡県出身:40代
美術教室の先生として20年以上経ちました。武蔵野美術大学短期大学部(があったころ)美術科卒です。大学サークルアトリエちびくろのOGです(^^)
同郷の友人がすごく楽しそう活動しているのに魅かれてサークルに入りました。自分の思い出作りとして参加させてもらいましたが、子どもって面白い!そして、一緒に楽しむことを教えてもらいました。そのまま子どもと活動することの楽しさをもっと追求したくなり、現在も活動を続けているのかなと思います。
芸術による教育の会で子どもの指導を続ける中で、アート活動は子どもにとって大切な教育であると真剣に考えるようになりました。自分の子どもの育児においても、芸術による教育の会の理念は素晴らしく、仕事をする中で得た知識がとても役に立っていると感じています。アート活動が子どもにどんな影響がありどのように大切なものなのかを、子どもに関わるすべての大人に伝えていく使命があると思っています。