2017年1月14日(土)に横浜市あざみ野にあります「アートフォーラムあざみの」にて開催されました第59回「明日への手」美術展神奈川前期の部を観てきました。
「明日への手」美術展は毎年一回芸術による教育の会の全生徒作品を披露する展覧会です。
今年度はさいたま展・草加展・神奈川展(前期/後期)・春日部展・武蔵野展・富士見展の6会場にて開催されます。
神奈川前期の部では、幼児から大人まで約600点の作品が華やかに展示されていました。
同展覧会は、よそゆきに着飾った作品ではなく、普段着の子どもたちの素顔のままの今を表現した展覧会です。
全ての作品が作者の思いのままの素直な気持ちが表現されていて、私は全部の作品を見終わるまでに何時間もかかってしまいました。
その中からいくつかご紹介したいと思います。
ゆめのねこ(小1)
マチスもびっくりですね!
リッツのトラック(小1)
まさにポップアート!すごい!
ふしぎななみ(小1)
北斎もびっくり!
虫の国(小1)
水たまりにうつるカマキリの顔に注目!
夕やけスカイツリー(小3)
なんかとても癒されます。
おかから見た町(小3)
静かな夜の雰囲気が伝わってきます。
あ!(小3)
その瞬間を描くかあ!
黒い森(小4)
鉛筆の濃淡だけで不思議な世界が描けています。
めぐる大地(小5)
一本の木で四季を描いたんだ。
飛行機雲(小5)
柔らかい曲線と色がいい。
日と月が出会う港(小5)
素晴らしすぎて脱帽です。
仏蘭西で逃走中(小5)
おもしろすぎる!
花と少女(中1)
中学生の胸の内
花(中1)
やわらかくやさしいトーンがステキ
雪の鉄橋(中3)
今回私が最も気に入った作品です。
600点の中から一部だけを選ぶということはできないくらい一人一人の作品がかけがえのないオンリーワンの作品でした。
作者の皆さまへ、コメントが雑になってごめんなさい。
コメントを丁寧に書こうとしたのですが・・書けば書くほど作品が作者の意図しないイメージを固定してしまうのでやめました。
直感で感じた一言にさせてもらいました。
みなさん、ぜひ隅々まで見てください。
子どもの絵が大人の絵になるまでの未熟な絵ではないことがはっきりわかります。
子どもの絵は、子どもの世界においてプロの画家でも真似ができないしっかりと完成されたものなんです。
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PROFILE
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沖縄生まれの大阪育ちの千葉県野田市在住
多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業
横浜美術大学絵画コース非常勤講師
大学四年生から芸術による教育の会で美術教室教師としてアルバイトを始め、大学卒業とともに同会に入社。
美術家として個展やグループ展など多数発表を続け、新制作協会に所属。
50歳を機に人生をリセット
・右利きを辞めて左利きとして生まれ変わる
・やりたくてやらなかったことを全てやる
52歳で新制作協会会員を退会
53歳でこれだけはやめられない一番好きなお酒をやめる
・芸術による教育を全国に広める伝道師として芸術による教育の会GMとなる
・「紙コップのインスタレーション」を各地で実施。
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