美術教室の先生をはじめました。

自己紹介を兼ねて・・・

恥ずかしながら自分がこの仕事を始めたルーツを記します。

恥ずかしながらと書きましたが・・当時恥ずかしかったことが今ではもう恥ずかしくなくなりました。
それだけ・・・おじさんになったということでしょうね。


「絵を描くのが好き」という人たちは、人と直接関わるのが苦手で、絵を通して人と間接的に関わるぐらいが丁度良いのかもしれません。

そういう私も子どもの頃から絵を描くのが好きで、とても内向的な性格でした。

美術教室の先生も、美大出身者がほとんどですから、

人とのコミュニケーションは苦手かあまり好きではないか、

一人で過ごす時間が好きな人が多いように思います。

でも、


美術教室の仕事はコミュニケーション力が最も大切なスキルです。


今から、31年前・・大学四年の夏休み

アルバイトで美術教室の先生を始めました。

人とのコミュニケーションが苦手な私がなぜ美術教室の先生になろうと思ったのだろう。

美術家は、ピーターパンのように大人になることから逃避し、いつまでも夢ばかり追いかけている人も多くいます。私もその一人でした。

「大人と向き合わずに済む」

「子どもと夢ばかり語り合える」

「非日常の時間を過ごし、収入が得られる

今振り返ると、そんな無意識が美術教室の先生という職業を選ばせたのではないかと思います。

そんな無責任で甘い考えではじめた仕事ですから、旨く行くはずはありませんよね。


子どもを預かる仕事は最も責任の重い仕事なんですから


私たちの教室のほとんどは幼稚園の教室をお借りしてレッスンをしています。

「大きな子ども」の私は、園の先生方や保護者から何度も注意されたり叱られました。

社会常識的な当たり前の行動すらできないのですから当然です。

それでも、子どもたちには絶大な人気がありました。だって、ピーターパンですから(笑)。

もちろん、保護者と話すのは苦手でした。

大人として、社会人としての共通の話題がないのです。

そういう私が、美術教室の先生という仕事を通して少しずつ大人になって行くにはたくさんの時間が必要でした。

(つづく)

  

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PROFILE

屋嘉部 正人
屋嘉部 正人芸術による教育の会GM
沖縄生まれの大阪育ちの千葉県野田市在住
多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業
横浜美術大学絵画コース非常勤講師

大学四年生から芸術による教育の会で美術教室教師としてアルバイトを始め、大学卒業とともに同会に入社。

美術家として個展やグループ展など多数発表を続け、新制作協会に所属。

50歳を機に人生をリセット
・右利きを辞めて左利きとして生まれ変わる
・やりたくてやらなかったことを全てやる
52歳で新制作協会会員を退会
53歳でこれだけはやめられない一番好きなお酒をやめる
・芸術による教育を全国に広める伝道師として芸術による教育の会GMとなる
・「紙コップのインスタレーション」を各地で実施。