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反面教師から学んだこと-子どもの絵に手を加えられない理由-

デリカシーのない先生は、子どもの絵に平気で手を加えます。 キャンバスは、作者自身の心を受け止め映し出してくれる大切な対象です。作者以外の誰も立ち入れない守られた空間です。 まさか、自分が美術教室の先生になるとは思っていませんでしたが、あの時の最悪な思い出は自分が美術教室の先生になってみて、反面教師としてとても役立っています。

「明日への手」美術展の草加展がはじまります

3500人の子どもと大人の作品を展示「明日への手」美術展の埼玉展に引き続き、草加展が明日12月24日.25日の2日間にわたり草加駅前アコスビル7階アコスホールにてはじまります。 本日、23日は作品の搬入と飾りつけです。 720点の作品を展示いたします。 朝の8...

君はどうして先生にタメ口なの?

私:「Mくんさあ・・いつも先生にタメ口でしょ!学校でも先生にタメ口なの?」 生徒:「えっ! まさか!そんなわけないじゃん!」 はあ?それって俺のことを舐めてるってこと?とちょっとムカつく気持ちを抑えつつ・・ 私:「じゃあ・・なんで俺にはタメ口なわけえ?」 生徒の意外な答えに・・

創造的な美術活動のための「枠(ルール)」

「アート表現は何をやっても自由」ではありません。 「アート表現は何をやっても自由」などという人がいますが、もしそうなら恐ろしいことです。 美術館に行ったら、いきなり絵の具を頭からぶちまけられ、「これが私の表現だ!」〉なんて言われたら...

「わあ、すごい立派なうんち」〜新しいものを作り出すことの喜びの原点がここにある〜

人として生まれて初めて表出されたものが「泣く」。初めて表出された創造物が「うんち」。 「泣き加減によって、母の反応や対応が変わるらしい」 その加減をコントロールすることが表現へと進化する