心地よいぽかぽか陽気の秋晴れの中、草木染めワークショップ開催致しました。
はるばる遠方から森の家へ来てくださった美術教室の子どもたちと保護者様方。
古民家に入るなり、ゴロンと横になってくつろぐお父様。
その周りで、でんぐり返りでゴロゴロ転がる子どもたち。
初めて出会うお友だち同士、「あっち行ってみよう!」とすぐに打ち解けて森へ飛び出していく後ろ姿。
熟した柿に皮ごとかぶりつき、「あまい!」と思わず無言になって食べる姿。
森を散歩して、キツツキを見つけたお父様。
参加された皆さまが、それぞれの楽しみ方で、のんびり過ごされていました。
家の周りや、森や畑で、まずは思い思いに植物を収穫。
植物によって染料が出る部分も出やすさも違うので、たくさん色々収穫してもらいました。
ススキやヨモギは色が出やすいので、特にたくさん集めます。
先日のブログで煮出していた「ススキ」や「アカネ」の染料もあわせます。
食べ終えたミカンの皮、落ちていたキウイ、今回はとにかく実験!
もう、何でも一緒にチョキチョキ刻んでグツグツしちゃうことにします!笑
化学染料と違い、天然染料は様々な条件により抽出される色や反応する色が変わります。
まさに一期一会の色との出会い。それが草木染めの魅力ですね。
輪ゴムなどで模様をつけて色をつけた布を、ミョウバンもしくは鉄液で媒染。
さぁ!どうなったでしょうか…?
きれい!
とっても美しく染まりました。
鴻巣の秋を少しだけお借りして、夕暮れの庭に優しい色が揺れていました。
ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました。
抽選で残念ながら来られなかった方々も、鴻巣でのワークショップはどんどん行なっていきますので、ぜひまたご参加くださいね。
また、森でお会いしましょう!