芸術による教育の会 代表取締役 寺尾 憲 |
「明日への手」美術展は、本年で64回展を迎えます。
昭和29年から続いている「明日への手」美術展は、子どもたちの展覧会としては、他に類のないものであり、内外から注目される日本一の展覧会です。 64回展は、埼玉展(埼玉会館)、武蔵野展(三鷹市芸術文化センター)、川口展(川口リリア)、神奈川前期展、後期展(アートフォーラムあざみ野)、千住展(シアター1010)の5会場6回期に分かれて開催されます。 今年は、去年からのコロナウイルス感染症の影響で、日本ばかりでなく世界中が大混乱に陥りました。 まだまだ続くと思われます。先の見通しもたたず、あの不安と混乱が、またいつ起こってくるのか、心配でなりません。 前代未聞 空前絶後の事態に皆さまはそれぞれの立場で、さぞかし疲弊し苦労を強いられたことと思います。皆さまの忍耐とがんばりに心から敬意を表します。 苦しくつらい生活の中で、一風のさわやかな時を、この「明日への手」美術展で過ごしていただけましたら幸いです。 各展覧会場では、できる限りの工夫をして、三密を回避し、コロナの影響を受けないように努力いたします。 そのために、皆さまにはご不自由をおかけすることもあるかと思います。 ご理解をいただけますようにお願い申し上げます。 明日への手美術展の会場に入ると、実は、とってもにぎやかで、うるさいのです。 何がにぎやかで、うるさいのかというと、子ども達の絵があちこちから語りかけてくるのです。 「私を見て。私はこういう子なの。私は怒っているの。私は幸せうれしいわ!私は燃えているの。 私はくやしいの。 私はこれがしたいの。 私さびしいの。 私はママが好き。 ママどうしてそんなに厳しいの? ママかまってちょうだい。 もっとやさしくして~。 パパ怒らないで。 私って悪い子なのよ、それでも好き?~~~」 お子さんの絵の前で、絵から発せられる声を聴いてください。 「*;@;+ ~・?&% $#!” ****」 「これが私よ。 これでもいいの?」 お父様 お母様は、お子さんの作品から聞こえてくる言葉に、どう答えますか? 心を込めて、「これでいいんだよ! おまえはおまえ 大好きだよ~~」 お子さんの心を思いきりだきしめてあげてください。 そして「ぎゅうぎゅう」してあげてください。 芸術による教育の会の展覧会は、お子さんの絵を通して、親子の心の交流を深める場所なのです。 お子さんの自己肯定感が高まる瞬間です! かつて、お父様お母様が、子どもだったころに、大きくなるために、しかたなく捨ててきてしまった大切な心に、出会えるかもしれません。 それは、とってもなつかしく、純粋で、はかない心です。 その大切だった心が、子どもたちの絵の中に、溶け込んでいます。 芸術による教育の会 代表取締役 寺尾 憲 |
2021年11月6日(土)7日(日)
埼玉会館
〒330-8518 埼玉県さいたま市浦和区高砂3-1-4 |
2021年12月4日(土)5日(日)
三鷹市芸術文化センター
〒181-0012 東京都三鷹市上連雀6-12-14 |
2021年12月18日(土)19日
川口総合文化センター・リリア
〒332-0015 埼玉県川口市川口3-1-1 |
前期展2022年1月8日(土)9日(日)
後期展2022年1月15日(土)16日(日)
横浜市民ギャラリーあざみ野
〒225-0012
神奈川県横浜市青葉区あざみ野南1-17-3 アートフォーラムあざみ野 内 |
2022年3月12日(土)13日(日)
シアター1010
〒120-0034
東京都足立区千住3-92 千住ミルディスⅠ番館 11F |
【コロナ対策について】 |
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